三筆で  サヤエンドウを  奉納し

サヤ 「エ〜ン」「ドウ〜」 『 いと奥深きや  汝は 女なり ….   水をえた女は  すなわち、龍の道じゃ   雌雄同体の  曖昧なる存在から   男という部分を切りはなして  もう幾年…

サヤエンドウ  荒ぶる龍の  舌震い

もう ほとんどな顔芸の世界やさかい  このアホさ加減が人生いうもんやろな〜 新月で生まれ 三日月の サヤ上弦の エン満月の ドウいうことどっしゃろ 龍の舌震いみたいにな能楽堂がゆれてますわ ふふふ

帰り道  大婆ドウを  連発し

「 ドウ〜 」  大婆 もう練習十分やろ 「 もうちょいや  このポーズな 簡単すぎて 難しいねん  威厳とリラックスを 同時に表現せな あかんしな 」  もう信号 変わりよるで 「 ドウ〜 」

サヤよてに  徒手空拳の  虚しさよ

  大婆がな 「 サヤの時代は なにやっても  ただもがいてるだけや 」  言うんどすわ    そやけどな「 もがき方が 大事やで 」  とも言いよりますわ   週末いよいよな  サヤエンドウ 披露す…

唱えたる  三者の背中  鳥の声

  われ七つの苦 サヤにもち  世の条理 なにやと 迷う者なり〜 「 われ数多のエン 切りて  清庵もとめ 彷徨う者なり〜 』 「 われ清庵をえて ドウに入り  裏地にて 遊ぶ者なり〜 」 『 すなわ…

月庭を  月庭課長が  視察して

『 節子はん   よう育てはりましたな 』 「 勝手に 成長しよりましたわ  ええサヤに 育ちました 」 『 さすが、蛙の子は蛙じゃな   ・・・・・  こら 予算増額せなあかんな〜 』 「 おたのん…