濃茶とは  ブラックホールの  入り口か

“   黒茶碗で
 濃茶を のぞき見れば

 おのずと
 世俗から 切り離され

 深々とした、

 己だけの 思念に
 向かうはずじゃ

 月庭の茶 とは
 まさに、

 己 回帰の茶じゃ ”