装いに  名残一色  敬意なり

「 また今年も
  花筏 見られたなあ 卯厨さん 」

『 水は 花の門出に
  やさしゅうおすなあ 』

「 ほれ あそこ !
 
  あんたのそばは
  イヤや言うてるわ〜 」

『 そう言いもって

  瀬戸内海までいっしょに
  行くんどっしゃろな〜 』