梅雨走る  涼やか土塊  お茶の午後

『 お茶が 入りました . . .
  雨もう 上がるみたいどすわ  』

「 ええ風 つれてきよる
  これで
  枝豆が一息つきよるわ 」

  大婆は
  枝豆のことばっかりやさかい

「 ふっふっふ
  枝豆あっての夏やろ 」

  それより今年も
  紫陽花見に行かな あかんやろ〜